「スピードトレーニング」をご存知ですか?
名前だけ聞くと何かすごいもののような気がしますが、これ脳トレなんです。この脳トレがなんとアルツハイマーなどの認知症の予防にすごく効くことが分かったのです。
運動を一緒に取り入れれば最高の予防法になるのでしょうか?
スピードトレーニングとは?
アルツハイマーなどを予防する脳トレはたくさん販売されています。その中のどれかをあなたも試したことはありませんか?
先日カナダのトロントで行われた国際アルツハイマー学会で発表された「スピドトレーニング」の予防効果が発表されました。
健康な2800人を対象にし、1日1時間程度のトレーニングを5週間にわたりインストラクターとともに「スピードトレーニング」を行う。
参加者はトータル基礎的な10時間のトレーニングと1時間追加のトレーニングの計11時間ほど行う脳トレです。
この脳トレを行っていない人と比較したところ10年後のアルツハイマーなどの認知症発症が48%も低下したことがわかりました。つまりたったの11時間の訓練だけで予防効果があることが分かったのです。
実はこの脳トレ今までのものとちょっとだけ違います。
ご存知のように計算や暗記などの従来の記憶力の訓練や思考力の訓練と違い視覚情報の処理を素早く行う訓練方法なんです。
この視覚情報のトレーニングが予防に効果があります。そして脳トレで世界で初めて効果があることが分かったのです。
また従来通りの脳トレである記憶力の訓練や思考力の訓練にも予防効果があることもわかり、今後脳トレによる予防がどんどんと盛んになってくるはずです。
スピードトレーニングと運動が最も効果的!
photo by POSIT SCIENCE
新しい脳トレ法「スピードラーニング」ですが、海外のPOSIT SCIENCE社からすでに販売されており、「ブレインHQ」という脳トレエクササイズで、「ダブル・ディシジョン」という形でパソコン、タブレットなどで実施ができます。 しかももう既に日本でもこのトレーニングを受けることができます。 ネスレ・ウェルネスが委託販売しており、簡単にサイトで調べられ無料に体験もできます。 また本気でやってみたい方には月額2980円での利用もできるようです。 数時間の脳トレだけで将来のアルツハイマーの危険性を下げることができるなら試してみる価値はあると思います。 今まではアルツハイマーの予防には運動が一番と考えられていました。もしかしらた今後は脳トレが最も優れた予防法になるかもしれません。 ただどちらか一方よりは両方とも試せばもっと効果が出るのではないでしょうか? 毎日運動しながらスピードトレーニングを行う。これって最高のアルツハイマー予防になるのではないでしょうか?