フォスファチジルコリンをご存知ですか?体に含まれるリン脂質の一種であり、レシチンを構成する一部と言われています。実はこの成分がアルツハイマーを予防するサプリとして使われています。一体どのようなものなのでしょうか?
フォスファチジルコリンとは?
フォスファチジルコリンとは人間の細胞膜に多く存在するリン脂質の一種です。レシチンというリン脂質もあるのですが、フォスファチジルコリンとほぼ同じことを言います。ですがこのサイトではフォスファチジルコリンとして説明していきます。
人間の体の中では細胞膜を構成する成分です。細胞膜を形成することで脳に必要な脂質の吸収を行ったあり、神経伝達細胞の髄鞘を構成し、神経物質に関わっています。
さらにフォスファチジルコリンは脳内の記憶に関する神経伝達物質であるアセチルコリンの原料になることもわかっており、私たちにとって非常に大事な物質です。
フォスファチジルコリンはどうやってとるの?
フォスファチジルコリンは卵黄や大豆に含まれております。特に卵黄に多くまれており、卵の摂取が推奨されます。ただ糖質制限に慣れていない人は卵だけを取り続けるのは難しいと思います。マヨネーズにも多くのフォスファチジルコリンが含まれているので料理に利用してみてください。
認知症やアルツハイマーの予防に効果が期待されていますが、この成分も食事だけの摂取ではしっかりとした効果はでません。そのためやはりサプリでの摂取しかないのが残念なところです。
フォスファチジルコリンのサプリの効果は?
現在大豆、卵黄から高濃度に抽出されたサプリが利用されています。実はこの成分のサプリが以前より様々な研究で利用されています。特に医者主導の研究では実際のアルツハイマーや認知症の患者さんに使用され、その効果が証明されています。
ただ実際の治療薬としての実用は難しく、現在のところはアルツハイマーを予防するサプリメントでしか摂取は出来ません。
まずは卵をとる習慣をつけましょう!
アルツハイマーの予防にフォスファチジルコリンいかがですか?