アルツハイマー予防にはサプリ!家族の認知症予防に

アルツハイマーの予防にはサプリが今熱い。サプリメントで予防を考えているあなたをサポートするサイトです。サプリと一緒に取り入れたい運動やコグニサイズや拮抗運動、さらに大事な食事なども紹介。イクセロンパッチ、リバスタッチとグレリンの関係、若年性アルツハイマー、スピードトレーニングについても解説。

アルツハイマーをサプリで予防!EPA・DHAはどういいの?

アルツハイマーの予防としてEPA・DHAのサプリはかなり有名ではないでしょうか?本当にたくさんの商品があって色々な効果が書かれています。でも実際何がいいのでしょうか?そしてどのサプリを選んだらいいかご存知でしょうか?そんな疑問に答えてみます。

EPA・DHAとは?

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エイコサペンタエン酸(EPA)ドコサヘキサエン酸(DHA)とは脂肪酸の一種でω3系不飽和脂肪酸です。人間が生きていく上で必要な必須脂肪酸であり、イワシなどの青魚に多く含まれている油です。人間には欠かせない成分の一つであり、この2つの脂肪酸は私たちの脳細胞細胞壁を構成する成分としても非常に重要です。 DHAは脳細胞に多く存在し、記憶や学習の回路に関わっています。またEPAは血液や皮膚に多く含まており、血管をメンテナンスする機能を持ち、どちらの成分ともに認知症への効果が期待されている成分です。

アルツハイマーの予防になぜ効果があるの?

家庭での食生活をチェックしたところ肉を多く食べるよりも魚を食べる生活の方がアルツハイマーになりにくいという報告がたくさんでています。 そこで魚に多く含まれるEPA・DHAに注目が集まり、色々と研究が行われています。しかしまだアルツハイマーや認知症への予防効果についてのメカニズムの詳細は解明されていません。ただ二つの脂肪酸とも強い抗酸化作用があり、まずそれが脳を保護してくれること。さらに動物実験では抗老化作用や記憶改善効果まで報告されており、このようの作用から予防効果があるのではと考えられています。 EPAに関しては血栓予防効果があり、動脈硬化の進展を抑制してくれる作用から二次的にアルツハイマーを予防するのではと考えられています。 DHAは脳内の細胞に10%程度含まれており、学習や記憶に関与していることが最近分かってきています。海馬などの神経伝達細胞の形成からネットワーク形成にも重要な役割を果たしていると考えられており、DHAがアルツハイマーの発症から予防に深く関わっていると考えられています。

EPA・DHAをサプリで摂るときの注意点は?

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EPA・DHAはなるべく食事からとることができればいいのですが、普段の生活で魚ばかり食べるのは難しいのでは?

EPA・DHAを普通の食事で大量にとることは難しいため、コレステロールを下げる医薬品、健康食品、サプリとして販売されています。その中でもEPA・DHAサプリを摂っている方がかなり多いと思います。

ただしEPA・DHAサプリを使用する時には注意が必要です。

まずはEPA・DHAの含有量はチェックしましょう。薬の場合はEPAは900mg、DHAは500mg程度含まれており、かなり多量に含有されています。

サプリの場合はEPA500mg程度、DHA200mg以上含まれている製品を選んで使用するようにしてください。時々いろいろな成分が含まれているけどEPA・DHAは少量しか入っていないものもあります。あまり量が少ないと効果は期待できませんので注意してください。

次にEPA・DHA自体は基本的に酸化しやすい脂肪酸です。そのため特殊な方法で加工され、飲めるようになっています。ただし加工されてはいますが長期の保存には向きません。開封後は早めに摂取し、飲みきってください。時間が空いたものはサプリ自体が参加している可能性があるので摂取しない方がいいでしょう。

さらにEPA・DHAは通常のサプリと違って摂取する時間に注意が必要です。サプリ単独での腸内の吸収が難しいため、なるべく食直後に摂取するようにしてください。食直後であれば有効に吸収され、効果を発揮することができます。

最後にサプリを使い出したら毎日継続することが大事です。時々飲む程度の摂取では全く血中濃度が上がらず意味がありません。毎日飲むことで効果が出てきますのでしっかりと決めた時間に飲んでください。この4点に注意してEPA・DHAのサプリを使えば効果もしっかりでます。まずはしっかりと自分の眼で確認してからサプリは使用してください。