普段あまり気にせず食べている食事。
今は一般の家庭でも洋食だったり、和食だったり、イタリア料理、フランス料理、中華料理と各国の料理を食べることができます。
そしてその中で良い食材にこだわったり、作り方にこだわったりして、病気の予防を考えている方が多いのでは?
アルツハイマーを予防するために様々な食事が研究されており、効果的なものがたくさん紹介されています。
そんな中一番よく食べる日本食にアルツハイマーを予防する効果が期待されています。いったいどんな食事なのでしょうか?
日本食の予防の可能性とは?
実は以前にもサイトで紹介したのですが、福岡県の久山町で行われた研究からアルツハイマーの予防に4つの食材が注目されました。
それは牛乳や乳製品、豆腐などの大豆製品、海藻類、野菜の4種類の食材です。
九州大学を中心に行われた調査ですが、認知症を発症していない人たちを対象にして調査されています。その中で普段の食習慣に関して調査され、一番認知症の発症が少ない食習慣を調べたところ上記の食材を多く取っている人たちの発症率が少ないことがわかったのです。
4つの食材についての詳しい内容はこちらを参照してください。
この調査から乳製品、大豆製品、海藻、野菜に効果が期待されており、アルツハイマーを予防する食材として注目を浴びています。
ただこの4つの食材だけを取るだけでなく、もう一つポイントがあります。
それは日本の食事にかかせないご飯がポイントになります。
久山町の調査では4つの食材を多くとりながらご飯の摂取量が少ない人たちが認知症の発症が減少したと報告されています。
つまりご飯をほどほどに食べる生活がアルツハイマーなどの認知症を予防することにつながります。
アルツハイマーは第三の糖尿病と呼ばれるほど糖質との関わりが深いことが研究でわかっています。ご飯を減らすこととはつまり糖質摂取を制限することにつながります。
上手に4つの食材を取り入れながらご飯の量を減らす日本食が予防につながる可能性があります。
これからの家庭での上手な食事の取り方
これから生活習慣病や認知症の予防で食事を考える時には和定食のようなイメージの食事がいいでしょう。
主菜に大豆、豆類でできたもの、副菜に海藻や野菜、そして乳製品、あとは少量のご飯を食べるイメージがいいでしょう。
そして魚、肉類も体の大事なタンパク源になり、脳にも必要なものなのでしっかりと摂取するようにしましょう。
この食事を続けるだけでもアルツハイマーを予防することができるかもしれません。
ただし注意点としては、くれぐれもご飯やパン類などの糖質食は制限して食べるようにしてください。いくら体にいいものを食べても糖質が過剰になると脳の働きが低下してしまいます。
食事もご飯も腹八分を目指して食べることが最もいいでしょう。
アルツハイマーの予防にはご飯の量をコントロールすることが大事です。