アルツハイマーは未だに治療法がなく、世界中で予防を中心とした取り組みが行われています。
だから今あなたはアルツハイマーの予防にサプリを飲んでいませんか?
そんな人に朗報です。なんとイフルエンザと同じように予防接種を受ければ予防できる可能性があるのです。どんなワクチンが予防につながるのでしょうか?
ワクチン接種でアルツハイマーが予防できる!
認知症の中でもっとも多いアルツハイマー。日本ではどんどんと認知症の患者さんが増えており、現時点500万に近い人が認知症と言われています。
これから高齢者人口は増える一方で、アルツハイマーになる人もどんどん増えていってしまう可能性があります。
現時点特効薬がないため世界各国でその治療薬、予防法が研究されています。日本でも多くの企業が新薬開発に取り組んでいますが、未だにアルツハイマーの治療薬は生まれていません。
そんな中アメリカとオーストラリアの共同研究で新たな新薬の開発がすすんでいることが話題になっています。
アルツハイマー病は脳内にアミロイドβ蛋白及びタウ蛋白が蓄積することで脳細胞が破壊され、認知症状が出現する病気と考えられています。
今のところこのアミロイドβ蛋白やタウ蛋白に破壊された脳細胞の修復は不可能であり、蓄積を抑える方法もありません。そのため現在のところでは進行を遅らせる薬しかなく、日本での治療も進行を抑制することしかできません。
この共同研究ではアルツハイマーの原因である異常タンパク質の蓄積自体をワクチンで抑える治療を開発している点が注目されています。
つまり私たちが今必死に努力している運動、食事療法、高額なサプリを飲まなくてもワクチンを打つだけで予防できる治療法が開発されつつあります。
50歳以上の人から接種可能であり、ワクチン接種によってアルツハイマーの予防ができる。そして早期の患者の場合には接種に改善する可能性もあるとのことです。
この研究者からは成功すればこの3年〜5年の間には一般に活用できる可能性があるとのことです。
まさに夢のような薬です。
化学の進歩は著しく、昔難病であったAIDS、エボラ熱もワクチン、治療薬が開発されました。今後アルツハイマーの予防、治療薬が開発されるのもそう遅くないのかもしれません。
今はまだしっかりと運動、食事、そしてサプリの予防は必要!
ワクチンが実用化されればもう運動療法も食事療法もいらなくなり、そしてサプリも飲む必要もなくなるでしょうか?
いえそれは違うでしょう!私はこれからも必要だと思っています。
まだワクチンは開発段階であり、実用化されるわけではありません。これまで認知症の治療薬は数多く研究開発されていますが、進行予防以外の薬はすべて失敗に終わっています。
つまりまだ治療薬はできていないのです。
だからこそ今はアルツハイマーの予防をしっかりと考えて運動療法、食事療法を行い、あなたにあったサプリを使用することが大事です。
またワクチンが出来ても本当に完全に予防できるかはわかりません。インフルエンザのワクチンも完全ではありません。
だから今のうちに自分自身でしっかりとした予防法に取り組み習慣化することをお勧めします。
そうすればワクチンができたとしても必要ないかもしれません。
今後研究の進歩に期待しましょう。
それまではアルツハイマーを予防するためにしっかりと行動してください。