美容や健康、滋養などのためのサプリが最近は本当にたくさんあります。
ただたくさん種類がありすぎて、「何がいいのか」「どれを飲んだらいいのか」なんて迷うことありませんか?
アルツハイマーを予防するサプリもたくさんありますが、その中でも最近有効な成分がいつくか出ており、効果が期待されています。今注目の成分とは?
アルツハイマーを予防する効果の高い成分とは?
アルツハイマーを予防する注目のサプリがいくつかあります。その成分とはフェラル酸、プラズマローゲン、フォスファチジルコリン、中鎖脂肪酸、EPA・DHAの5つになります。
これらの成分ですが、たくさんの研究がすすめられており、効果が報告されています。アルツハイマーの予防にサプリを考えている方はできればこの成分が含まれているものを摂取することをお勧めします。
フェラル酸
植物の細胞壁に存在するフィトケミカル(植物に存在する自然の化学物質で、健康に良い影響を与えるもの)です。
米、麦、コーヒー、アーティチョークに多く含まれており、抗酸化物質として有名です。
細胞の老化を進める活性酸素やフリーラジカルからも守ってくれる効果があります。
最近米ぬかから抽出されたフェラル酸を使った健康食品がアルツハイマー病などの認知症に効果があることが報告されています。
現在認知症やアルツハイマーの予防から治療まで幅広く使用されている成分です。
プラズマローゲン
哺乳類に存在するリン脂質の一種です。人間にも存在し、細胞膜を構成する成分で特に脳細胞内に多く含まれています。脳細胞の物質、神経伝達物質の輸送に深く関わっています。鶏肉や牛などの肉類やホタテ、牡蠣などに多く含まれており、特殊な技術で鶏肉やホタテから抽出されている成分です。アメリカの研究でアルツハイマーになった人は脳内のプラズマローゲンの量が健常者よりも減少していることが分かっており、現在研究が進められています。九州大学を中心とした研究チームではこのプラズマローゲンを利用した健康食品で研究をおこなており、アルツハイマーから他の様々な認知症に投与行い、効果があることを確認しており、注目されている成分になります。
フォスファチジルコリン
体に含まれるリン脂質の一種であり、レシチンを構成する一部と言われています。人間の細胞膜に多くが存在しており、体の情報伝達、物質伝達に広く関わっています。さらにフォスファチジルコリンは記憶に関わる神経伝達物質のアセチルコリンの材料になることもわかっています。卵黄や大豆に多く含まれており、高濃度に抽出された成分がサプリとして使われています。この成分を利用した様々な研究も行われており、その効果がこちらも証明されており、注目されております。
中鎖脂肪酸
オイルに含まれている成分でココナツオイルやMCTオイルの成分です。海外ではココナツオイルがアルツハイマーの予防に効果があることが分かっており、最近日本でも取り入れられることが増えたオイルです。オイルの中でも中鎖脂肪酸だけを取り出して、サプリとして使用されています。海外ではサプリメントとしても販売されており、その効果が期待されています。しかし日本では研究段階のためその成果が待たれています。ただ最近介護施設などで取り入れ、一定の効果が報告されてはきています。
EPA・DHA
EPA・DHAは青魚に多く含まれる脂肪酸の一種です。アルツハイマーの予防で注目されており、魚を多く食べる生活の習慣がアルツハイマーになりにくいという報告から注目されるようになっています。。魚の中に多く含まれるEPA・DHAが注目され、色々と研究が行われるようになったのです。まだそのメカニズムについては解明されていません。ただ二つの脂肪酸には強い抗酸化作用があり、さらに動物実験では抗老化作用や記憶改善効果まで報告されています。EPAに関しては血栓予防効果があり、脳の血管を守ることで二次的にアルツハイマーを予防すると推測されています。一方DHAは脳内の細胞に10%程度含まれており、学習や記憶に関与していることが分かっています。また海馬などの神経伝達細胞の形成、ネットワーク形成にも重要な役割を果たしていると考えられています。DHAもアルツハイマーの予防に欠かせない成分として注目されています。
以上がアルツハイマーの予防に効果があるサプリの成分で、研究など期待されているものです。もしサプリを選ぶらならこの成分が入っているかどうかまずは確認してから購入してください。