アルツハイマー病の予防に今いろいろな食事だったり、サプリが注目されています。そんな中ある身近な飲みものがアルツハイマーや認知症の予防に効果があることをご存知でしたか?そのある飲み物は一体、そしてその効果とは?
緑茶のアルツハイマーへの効果は?
いつも飲んでいる緑茶にアルツハイマーの予防効果があるのがわかっています。緑茶は私たちの生活にとっては欠かせないものです。日本人で緑茶を飲んだことがない人はいないのではないでしょうか?
そんな緑茶ですが仙台で行われた疫学研究で緑茶を1日2杯以上飲む人はあまり飲まない人に比べると認知機能低下の低下が半分に減っていたという結果が出ました。そして2014年にも金沢大学の研究で緑茶を週に1〜5日飲む人は認知所のリスクが半減し、毎日飲む人は1/3まで低下したと研究結果が。コーヒーや紅茶に関しても検討されたようですが、この研究では効果があるとはいえなかったようです。今様々な研究で緑茶には認知機能を維持する効果がわかってきており、密かに注目を浴びています。
そんな緑茶にはガレート型カテキンであるエピガロカテキンが含まれています。かなり強力な抗酸化作用を持っていて、体の中でも有害な活性酸素を取り除いてくれます。そのエピガロカテキンですが動物実験ではマウスに投与したところアルツハイマー病の原因とされるアミロイドβ蛋白の脳内の沈着を抑制することがわかったのです。この結果から緑茶にアルツハイマーへの予防効果があるといわれるようになっています。
緑茶の効果的な飲み方
緑茶には煎茶、玉露、かぶせ茶、ほうじ茶などの種類があります。特に新芽から摘み取りまで日光を浴びさせて作った煎茶には多くのカテキンが含まれており、アルツハイマーの予防にはうってつけです。ただ旨み成分のテアニンが少ないため若干渋みがありますが、日本の緑茶の80%を占める量が流通しており、最もポピュラーなお茶です。一般のスーパーに売っている時には煎茶を選んで飲みましょう。
あと緑茶については急須で入れた場合には有効成分は30%程度しかお湯に染み出してきません。だからさらに効果的にカテキンを摂るためには茶っ葉をすりおろして粉状にして飲むとより効果が上がります。ただ結構苦味が出ると思いますので好みにもよります。
この煎茶を毎日1杯飲みながら30分以上の有酸素運動を週3回以上すればアミロイド蛋白の沈着も防げて、しかも海馬の細胞まで増えてきてもうアルツハイマーなんか怖くありません。また予防に大事な野菜や海藻、豆腐類などを食事でしっかりと食べることでさらに効果が倍増します。
最近緑茶を飲む習慣が減っていますが、食後には必ず緑茶を飲むようにすればあなたの予防につながるかも?