アルツハイマー予防にはサプリ!家族の認知症予防に

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アルツハイマー予防 病気と原因は?

アルツハイマーは予防することが一番大事。

でもその前にアルツハイマーがどんな病気がご存知ですか?

普段からまず行動することが大事ですが、その前にちょっとした知識がないとその後が続きません。これから予防のためにいろいろな方法を試していくと思いますが、ちょっとその前にどんな病気なのか、そして原因は何なのかを知っておくことが大事です。早速解説します。

 

アルツハイマー予防の前にまずは歴史から

あなたはアルツハイマーの歴史を知っていますか?

日本では認知症の内50%程度がアルツハイマー病といわれています。世界でもアルツハイマーが最も多く、現代社会の中でも今非常に注目されている病気の一つです。

その名前由来は1900年代にドイツの精神科医アロイス・アルツハイマーが最初の症例報告を行ったことに由来すると言われています。アウグステという嫉妬妄想で発症し、4年後に寝たきりになって死亡した女性の患者の病状を学会で報告、彼の師匠である精神医学会の大家クレペリンがその症例を教科書に載せたことからアルツハイマー病と認知されるようになりました。

アルツハイマーの病態

震える画像

 Freepikによるデザイン

 

アルツハイマーは脳の広範囲に神経細胞の脱落が生じ、その中でも特にアセチルコリン作動性神経細胞の脱落が非常に目立ちます。もともとアセチルコリンは記憶と関係が深いことが知られており、記憶の中枢と考えられている海馬などに強い萎縮による変化が見られます。

神経細胞の脱落部位やアセチルコリン系の細胞がやられやすいことは分かってきましたが、まだ病気のはっきりとした原因、病因は解明されていません。ただ最近では原因の一つとして脳内にアミロイドβ蛋白やタウ蛋白などの異常な物質が蓄積することがかなり有力な原因であるとして考えられています。

特にアミロイドβ蛋白の蓄積によって病状が進む可能性が高いとと信じられており、アミロイド蛋白がたまらないようにするための治療薬が現在開発中です。

このような異常タンパクの蓄積は生活習慣が悪化することで進む可能性も指摘されており、さらなる研究が進められています。

アルツハイマーの原因と危険因子

アルツハイマーの原因はまだはっきり解明されていません。複雑な要素がからみあって発症すると言われていますが、遺伝的要因、加齢による変化、生活因子・環境因子が影響していることはわかっています。

遺伝的要因に関しては孤発性(遺伝とは全く関係ない発症)が多く、遺伝による発症は1%程度しかありません。ただ遺伝で発症するパターンもあり、現在のところAPP遺伝子、プレセニリン1遺伝子、プレセニリン2遺伝子が確認されています。いずれも常染色体優性遺伝であり、発症が60歳以下で進行が速いことが多く、家族歴から検査が検討される必要があります。また疾患感受性遺伝子(ApoE4遺伝子)と呼ばれるものがあり、家族性アルツハイマー病の場合にはApoE4遺伝子を有する場合が多く、その場合には病気の発症が早まる可能性があることが指摘されています。

また遺伝だけでなく、加齢つまり年をとることもアルツハイマーになりやすくなる原因の一つです。ナンスタディーと呼ばれる有名な研究では加齢とともに脳内がアルツハイマーのような脳の状態になっていることがわかりました。ただまだ加齢がなぜアルツハイマーに関係するのかまでは解明されていません。

一般的なアルツハイマーは最近では生活因子、環境因子が影響するといわれており、その中でも食事、高血圧、糖尿病、アルコール、年齢、頭部外傷などとの関連が深いと考えられています。特に血管が傷つくような病変がアルツハイマーの悪化、発症に強く関与しており、血管因子をコントロールする必要があります。最近ではアルツハイマー自体が生活習慣病の一種として考えられており、家庭内での生活習慣が大事になっています。

アルツハイマーの原因ははっきりしませんが生活習慣が大事です。あなたの生活習慣を変えるにはどうしらたいいでしょうか?