普段の食事気をつけていますか?
アルツハイマーなどの認知症の予防を考えているのならまずは食事から正していくことが大事です。一つ一つの食材についてはいいものがたくさんあることはわかるのですが、日々食事でどんなことに気をつけたらいいのかいまいちわかりませんよね。食事を作る時やとる時の注意点を今回は解説します。
アルツハイマーを食事で予防する時の注意点!
アルツハイマーに効果が期待される食材、例えば豆腐だったり、牛乳だったり、カレー粉だったりとたくさんあります。ただその食材を食事に取り入れるだけでなく、食事全体で考えてまずは予防できるようにしてみませんか?
アルツハイマーの予防を考えた時にはここに注意が必要です。
糖質摂取に注意する
糖質とは主に炭水化物のことになります。最近では食後高血糖が血管を傷害するリスクが高いことが分かっています。脳内も高血糖が続くと神経傷害につながることもわかってきました。
また糖質の過剰摂取は糖尿病にもつながり、アルツハイマーの発症を高めてしまいます。そのためできるだけ普段の食事で炭水化物を控えるようにすることが大事です。
炭水化物を摂るときにはまず野菜やおかずから食べて、その後に少量の炭水化物を食べるようにしましょう。
脳にはタンパク質と脂質が大事
脳の機能を保つためには脳細胞や神経物質などいろいろなものが必要です。ただその材料が不足するとやはり脳はうまく機能しなくなります。タンパク質と脂質が脳機能に必要な材料になるのでしっかりと食事でとることが大事です。
米やパンよりも肉や魚を中心にして食事の献立を立てていくことが大事です。
食事の配分はタンパク質4、野菜などの食物繊維4、炭水化物を2
以前までの食事のバランスとしては炭水化物半分程度食べて、あと残りを肉や魚、野菜でバランス良く食べるイメージでした。
ただ最近はアルツハイマーの予防にはやはり糖質摂取をなるべく控えることが大事であることがわかってきており、普段から炭水化物は2割程度の摂取としてあと残りはタンパク質と野菜をとるイメージで食事を構成していきましょう。
野菜から食物繊維をしっかりとる
野菜などの食物繊維をしっかりとることが予防には大事です。まずは野菜からしっかりとビタミン、ミネラルを摂取することができます。そして食物繊維をたくさん摂ることで腸内の環境も良くなり、栄養分をしっかりと吸収することができます。食物繊維をしっかりとることで脳に大事な栄養を供給できるようになります。
調理するときの油に注意する
サラダ油やマーガリンなどはトランス脂肪酸がたくさん含まれています。トランス脂肪酸は人間の体に蓄積してしまい血管や細胞にダメージを与えてしまいます。だから調理にはオリーブオイルやココナッツオイルを使いましょう。
あとエゴマ油、シソ油などω3系の油は脳にとっては非常に有用な油です。加熱して食べるのはあまり良くないのでサラダなどと一緒に生で摂るようにしましょう。
調理をするときはできるだけ蒸すようにする
食事を作る時にはどうしても食材を焼いたり、煮たりすることが多いのでは。実は食材に含まれる有効成分は、焼いたり、煮たりすることでその量が減ってしまいます。
食材の効果をいかすなら蒸し料理が一番いいでしょう。毎日は難しいにしても時々蒸し料理を試してみてはいかがでしょうか?
酸化された食事や添加物に注意する
スーパーやコンビニ売っている惣菜や揚げ物は簡単に食事として食べられます。でも便利ですが、参加した油で調理されている可能性が高く、脳にとってはあまり良くありません。
また加工品には日持ちするように添加物が多量に含まれています。こういった添加物も体を傷めてしまいます。できるだけ普段の食卓には惣菜、添加物はやめて、自分で作ったものを食べるようにしましょう。
アルツハイマーの予防に食事を気をつける!
食事に気をつけることが予防につながるのは事実です。
ただ今の時代簡単になんでも食べれるようになっています。欲求に負けてなんでも食べるのではなく、どの食べ物が自分とっていいのかはしっかりと考えましょう。
ただしあまりに潔癖すぎるのもよくありません。時々自分の幸せを感じる食事をとりながら普段はなるべく気をつけるようにするのも大事です。
食事からアルツハイマーを予防する時の注意点、どれか一つでも実践してみてください。