良い食事をとることはアルツハイマーの予防だけでなく、体にとっても非常に大事なことです。カレーだったり、緑茶だったりと最近いろいろなものに効果が期待されています。そんな中カマンベールチーズにアルツハイマーの予防効果があるかもしれないとのことですが、本当なんでしょうか?
カマンベールチーズがアルツハイマーの予防に効果?
今まで様々な食事がアルツハイマーや認知症の予防に有効なのではと考えられ、多くの研究が行われています。例えばオリーブオイルを使った地中海料理、糖質制限食などの食事や牛乳、大豆、海藻、野菜などの食品などが今のところ予防の効果が期待されています。
普段食べる食事で予防ができたら本当に嬉しいですよね。
ただ今のところこれを食べたら確実にアルツハイマーにはならないと保証できる食事や食品はありません。
そんな中日本で面白い研究が行われました。キリン株式会社、小岩井乳業株式会社、東京大学が行った共同研究で、その結果が2015年に発表されました。動物実験ですが、チーズを餌として食べさせて脳内の変化を観察。するとチーズを餌として食べた群は脳内に起こる炎症が減少して、アルツハイマーの原因であるアミロイドβ蛋白などの老廃物の沈着が防げる可能性がわかったのです。
しかもチーズは白カビ、青カビで育てられたものが効果が強く出ることがわかり、そこでカマンベルチーズが注目されるようになったのです。
ただ今のところは動物実験であり、人間での予防効果は実証されていません。ただ今後に向けて期待ができる研究ではないでしょうか?
カマンベールチーズを食べてアルツハイマーを予防
今のところアルツハイマーを予防できる食事ははっきりわかっていません。
まずは体に害があるものは基本的には脳にも良くないので、そういったものは極力避けるようにしましょう。そしてできるだけ危険性を下げるためにも脳にとって良いものを取っていく必要があります。
そんな中カマンベールチーズに効果が期待できそうなのは嬉しい知らせです。チーズは独特の風味があるため中には嫌いな方もいると思います。
ただ朝食にグリーンスムージーとカマンベールチーズを組み合わせたり、夜には大人な気分を味わいながら赤ワインとカマンベールチーズを試してみると食べやすくなります。この組み合わせはなかなかいいものではないでしょうか?
カマンベールチーズの今後に期待しながら、これからも良い食材をアルツハイマーの予防に取りれてみたら。